数学者は安易にプログラムを書かぬものらしい

今月の「Haskellプログラミング」より。
まったくもって尊敬する。元数学者志望として重く受け止めたい。


ICPC海外派遣先をようやく決めた。
東大チームと一緒にマニラに行くのも冷静に考えたら
あまりにも逃げ腰だし、実行委員のほうもおなじ所に
二チームはよくないと考えているようだった。
そういうわけで、我々は北京に行くことになった。
過去、日本チームが中国本土に乗り込んだことは
私の記憶によると一度も無いが、
去年の北京のstandingsを見る限りでは
まったくお話にならない、というレベルではないように見受けられる。
もちろん、普段日本の大会に数チーム中国チームが来ただけで
優勝無理かな、とか思っているところを、
全員中国チームな中で優勝せねばならぬわけで、
(というか、優勝しちゃったら暴動が起きかねんぞ)
どう考えてもマニラより状況は厳しいと思われるが、
国内予選で一位になれなかったんだし、
ソウルや台北は日程的に無理となると、やはりどうしようもない。
北京は日程的に東京の後なので、できることなら東京で世界を決めたい。
日本からの世界大会出場チーム数上限が下がる?
知ったことじゃないよ。


それはそうとして、院試は順当に第一希望のところに受かっていた。
しかし、ここまで出来がよいと一体どれぐらいの順位で受かったのか
知りたいのが人情というもの。どこかで知ることはできるのだろうか。


で、それはよかったのだが、普段使用している
ノートパソコンがついにおかしくなってしまった。
不眠不休で24時間ずっと起動させ続けて1年9ヶ月になるが、
こんなものなんだろうか。
HDDが完全におかしくなってしまった。
Knoppixを使うとHDDが壊れていても起動できる、って
Knoppixの説明ページに書いてあったけど、あれはうそですね。
HDDが壊れたらBIOS画面で固まりますもの。
ひとまず、温度が低い間は何とか動くので冷却しつつ
データをフラッシュメモリにサルベージして事なきを得た。
しかし、今現在お気軽に使えるマシンがないので困っている。
修理するか新しいのを買うかかなり迷う。
ここのところずっと収入がないので貯蓄は減っていく一方だし、
そろそろまた何かで稼ぐべき時がきたのかもしれない。
正直、院試が終わったら作りたいものがあったのだが、どうしようか。
なんだか、最近はもはや私に残された自由な時間はあんまり無いのでは
ないのだろうかとか思ったりしている。
そのような意味で大学5年間でろくに大きなプログラムを
開発できなかったのはとても悲しい。
大学時に作った商用以外のソフトで、きっと一番まともなソフトは
Schemeインタプリタだ。自分の中ではGaucheに張り合って作っていたりしたのだが、
あんまり気力が続かなかった。
それを考えると高校時代はそれなりな規模のプログラムをぽんぽん
作れていたような気がする。
集中力というものが大学に入ってからガクッと下がった。
あと、同時に考えられるものの量もどう考えても少なくなった。
まったく、困ったものだ。


と、ものすごい勢いで話がわき道に逸れたが、
来週あたりにもう一回院試を受ける。
今いる研究室を離れる動機がとくにあるわけじゃないが、
隣の芝生は青く見えるというか、単に因縁だとか、
大学受験に失敗して受けた心の傷を解放するためだとか、
どうでも良い理由だ。とりあえずこれは、
今の大学に入ったときから決まっていたことなのだ。
今回もまた後5日ぐらいしか勉強できる時間が無いが、
これからしばらくはふさぎこんで勉強しようかと思っている。
しかし、よその大学の試験というものは、
そこの授業を元に出題されるものであるから、
当然ながら同じ分野でもぜんぜん傾向が異なる。
しかもそこは内部の枠と外部の枠が完全に別物らしいので、
これまた容易ならざるであろう。
でも、今回は口述試験があって、その辺は微妙にアピールできるものがあるので、
そのあたりは若干有利かな、とか思っている。


そういうわけで、八月末までは気の休まらない日々が続くが、
それ以降は時間が取れそうなので、Haskellのまとまった文章を
久しぶりに書きたいと思う。期待しないでお待ち頂きたい。