目ヲ合ワセルナ

このページも徐々に日記化しているような感がある。
前は目立つところに日記じゃないとか何とか書いていたけど、
日記じゃないことを保つのはかなり難しかったようで。


私が14歳のころから刊行を待ち望んでいた
暗黒館の殺人」という本(ISBN:4061823884)が、とうとうというか、
いよいよ、今日(9月9日)発売されるらしい。
でもまぁ、シリーズをリアルタイムで読んだ人よりは多少待った時間は
少ないかもしれない…。


というわけで、買いに行ってみた。近所に本屋はないし、
(ないというか、なくなった。今現在最も近いところで徒歩30分ぐらい)
有ったとしても発売日の入荷はどうなのかなぁという感じなので、
京都まで行くことに。
とりあえずプラッツ近鉄内の旭屋書店を物色。
…ない、ない、あらへんで。
検索したらデータはあるけど棚情報が空みたいな感じ。
入荷がまだなのか〜。相当ショックだ。


せっかく来てこれで帰るのもナンなので、
一部で話題の「解析魔法少女美咲ちゃん マジカル・オープン!」なる本を
探してみた。これ、大学生協で探してもみつからかったので・・・。
でまぁ、普通に見つかったのだが、平積みにしてある上に
そのコーナーにずっと人が居たので立ち読み断念…
さすがに恥ずかしかった。また今度チャレンジします…。


さらに、せっかくきてこれで帰るのもまたナンなので、
京都駅付近のもう一つの大き目の本屋ということで
アバンティ6階の本屋にも行ってみた。
しかし、やはりというかなんというか、売られておらず。
検索してもデータすらなし。現実は厳しい。


で、そんなことはどうでもよくて、本題はこれから。
本屋から帰るときに英語の何か?の勧誘の人と目が合ってしまった。
大失態である。極めて気の弱い私は勧誘をよう断らんのである。
それゆえ、この世には"悪質"な勧誘が氾濫していることを知った
大学生以降は基本的に勧誘の人と目を合わせずに基本的に
無視をするというようなスタンスで対抗していたのだが、
休み期間中なのかなんなのか、こんなときによもやということなのか
今日は気が抜けていたようである。
そういうことで、見事に引っかかってしまった。
8時過ぎから8時40分ぐらいまでなんか話を聞いたのだが、
(こんな夜遅くに非常識ですよ!)
元来英語に全くさっぱり興味がないし、
そもそも英語教育自体にも疑問を抱いている私には
いくら聞かされてもなんともかんともなのだった。
とりあえず被害は名前と住所と携帯電話の電話番号で済んだ。
(…ぜんぜん駄目やん)


というわけで、今日は暗黒館は買えないわ勧誘に引っかかるわで
散々な目にあったのだが、私が英語というものをどう考えていたのかは
分かった。国際化社会においては英語は必須?
そんなのは理論的にはおかしい。
国際交流をするにあたりとある国の言葉を暗黙的に使用すること自体が
異常ではないのか。真の国際化は各地の人々が自分の使いたい言語を使いつつ
コミュニケーションをとることが可能になるということではないのか。
私はそれをかなえるのがソフトウェアであると信じている。
つまるところ、地球人全員に英語を教え込みモノカルチャー化を推進するのではなく
任意言語間の翻訳を行うことの出来るデバイスを開発を行うことのほうが理想的であると。
もちろん、現実的にはそういうものは実用レベルでは実現していないので
そういう用途に用いる言語になっちゃっているらしい英語を使う必要があるのだが、
(逆に言うと"英語"を勉強する理由はそのこと以外には"ほとんど"ないだろう)
それを認めてしまうということは明らかに技術的な妥協である。
計算機科学者は機械に出来ることを人間がやってはいけない。
だから私は勧誘を受けても英語塾には行かないのだ…


…とその場で言えたらなぁ…はぁ。
(変人やと思われますですよ)


暗黒館はamazonで調べると9月10日発売??
明日も見に行くか…