読了です

(一応内容に関するネタばれはないつもり)

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なんかもう時間ばっかりかかった。
確かに無駄に長いわけではないんだろうけど、
私は本を読むのが遅いので、もう少し短いほうがうれしい…。
内容は、ひたすら胡散臭かったなぁ。特に上巻。
その分下巻はほとんど問題の解決に当てられているのだけど…


綾辻氏自身も
この物語はちょっと自分の手には余るのではないか、
とあとがきで語られているが、確かにこのアイデア
矛盾なくインプリメントするのはとても大変そうだ。
そうなんだが、プロット自体が…うーむ。(こんなこと書いていいのか)
いや、わたしも
「暗黒館はまだか、まだか、まだか、まだか……」
な人間の一人だったので、その辺もあるのかもしれない。


例によって例のごとく、読み終わってから考えると
上巻のほうに伏線がたくさん張り巡らされていたかも知れないが、
さすがにもう一回読み返す時間がないっぽい。

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そういうわけで、まぁ、期待通りとは、あれでしたけど、
それなりに楽しめました。
とにもかくにも、次回作(奇面館になるのか?)期待しています。
そのころには私も40歳ぐらいでしょうか…(おいおい)
合間に安楽椅子探偵でも頼みます。
次こそは50万円を戴きに参上いたしますので…。