最近思うこと

ところで、最近親がドクターマリオにはまっています。
ドクターマリオというのは正確ではなくて、
実際には「もっと脳を鍛える〜(略)〜DSトレーニング」中の
細菌撲滅」というゲームなのですが、
昼夜を問わず飽きもせずこれで遊んでいます。
細菌撲滅ドクターマリオと言ってしまうのは実は語弊がありまして、
三色の細菌に二つ組みのカプセルを同色四つ並べて全て消すという
基本的なルールは同じながら、
タッチペンで操作するという大幅な操作方法の変更に加え、
それによって実現された同時に複数のカプセルが振って来るといったことや、
カプセルが消えたことによって再び落下しているカプセルを
動かせるなど、かなりゲーム性に変化が出ています。
複数のカプセルは言うまでもなく難易度のアップにつながっていて、
実際のところかなり忙しくなってスリリングになっていますし、
再落下中のカプセルが動かせるようになったことは
かなり積極的に連鎖を狙えるようになったといえます。
大雑把に言うと、かなりゲーム性がアップしていて、面白い。
まあ、面白いのですが、それにしても今までゲームなんて
一切やらなかった母親がここまではまってしまったのには
正直驚いているわけです。
DSのコンセプトである全ての人が同じスタートラインに〜、
と言うのはそういう意味で成功だったと思いますが、
タッチペンによる入力はもっと大きな意味を持っているのではないかと思っています。
たとえばドクターマリオだと、従来は(当然のことながら)
コントローラによって操作していたのですが、
右に動かしたければ右ボタンを、左に動かしたければ左ボタンを、
また、回転させたければAボタンかBボタンを押すわけです。
それはあるいみで当たり前ともいえますが、
タッチパネルを搭載することによって様相はがらりと変わりました。
細菌撲滅」ではカプセルを動かしたいときは
そのカプセルをタッチペンでつかんで直接ずりずりと動かします。
これはあまりにも直感的な操作方法です。
私は恥ずかしながらコントローラで育ってきたせいか、
このことの意味に気付くのにかなり時間がかかったのですが、
カプセルをつかんで動かすのと、コントローラで操作するのは
どちらが直感的かは歴然です。
いうなれば従来のコントローラはラジコン操作のようで、
タッチパネルによる操作は直接対象物を動かしているとも言いましょうか。
別のものにしても、たとえば文字入力を例に考えますと、
ソフトキーボードを表示して入力したい文字にカーソルを合わせて
ボタンを押して入力するのと、
入力したい文字を直接書く、
どちらが直感的かはこれまた明白なわけです。
タッチパネルについては全ての人が同じスタートラインに〜、と表現されていましたが、
これは入力デバイスの質的なレベルの完全な向上なのではないかと思います。
文字認識ソフトの品質あるいはデバイスの価格下落に伴い
インフラが出来上がっているならこれほどすばらしいものはありません。
そのような意味で、長らく停滞していたゲーム業界に活気が出てきたとか、
今までとは全く異なる客層の人が多数購入しているとか
そういったことはいたって当然の結果なのかもしれません。


そういえば…
私も昨日〜(略)DSトレーニングをやっていて、
教授に俳句を作るようにお題を出されたのですが、
模範解答と全く同じものを書いてしまっていたくショックを受けました。
もしかして私は、それなりに無難なセンスの持ち主だったのでしょうか…

今日はー休み

昨日のミーティングはなんとか乗り切れたようだ。
このまま論文を書けばよさそうで一応は安心。
というわけで後は時間内に文章が書ければ…ということだが、
これもやはり頑張るしかない。
自分では私はそんなに文章を書くのが苦手だとは思っていないのだが、
(いつもくだらない文章を書いていますからね…
でも、一応かなり文章には気をつけて書いているつもりです)
客観的に見てそんなにうまい文章がかけているとは思えない。
これからの長丁場を前に冒頭部のようにちょっと小気味の良い(?)文章を
書いてみたのだが、はてさて。
明日も練習会があるので卒論はちょっとお休みして、
月曜日からまた頑張ろうと思う。
なんにせよ早く終わってほしい。
早く片付けてしまってのんびりと冬の京都でも見て回りたい気分だ。