Boost.勉強会 #4 で発表してきました

Boost.勉強会 #4で発表してきました。ICFP Programming Contest 2010 での Discriminating Hacker's 言語の件から、 C++をDISるというテーマで話す機会を頂いたので、せっかくなので、発表させていただくことにしました。

C++プログラマ、所謂闇の軍団の集う中でこのような発表をするのは、まさに飛んで火に入る夏の虫というやつで、戦々恐々としていたのですが、思惑とは逆に、全然DISれていないと私がDISられるというような結果となりました。

Haskellerの目線から、C++の気に入らない点を、主に型の話をメインに展開していったのですが、おおよそのC++erにとってはあまり賛否両論とは言えなかったようですね。なんでしょうか。動的型付け言語ユーザに静的型付けのメリットをとくとくととくような感じで。

もっと私自身の主観的な立場から、個人的に気に入らない点をあげあつらえば、いい感じに炎上してくれたのかなあと思います。const否定論やら、スマポ否定論やら、いろいろアイデアはありましたが、ちょっと日和ってしまったのと、全部話すには時間が足りないという感じでした。

C++関数型言語だと言われて久しい(?)ですが、私はパターンマッチとカリー化が関数型言語では重要と考えていますので、そこがやはり不満なのです。そこのところがもう少し掘り下げて喋れればよかったなあと、すこし残念ではありました。それはまたいつぞやの機会にブログにでも書きましょうか、あるいは、私の昨日あたりのtwitterを見ていただければ少しは想いが伝わるかもしれません。