マシンを組んだ

家に開発用サーバが欲しかったので2年ぶりぐらいに組んでみた。Core2DuoE8400なるCPUを買ったのだが、どこにも売っていなくてびっくりした。マザーボードと抱き合わせでしか販売していなかったためか在庫があまってた某店で購入。マザーボードは良く分からんが、なんだかコストパフォーマンスのよさそうなやつにしてみた。メモリを8GB購入。ノーブランドのにしようと思ったら、こっちの高いやつがお勧めですよといわれて、そっちを買ってしまった。ヒートスプレッダのついたメモリなんて使うの初めてだ。HDDをRAIDにしようと思って500GBのを二つ購入。2万円ぐらいのキーボードを購入。1万円ぐらいのマウスを購入。キーボードは高いやつをそろそろ買いたいと思っていた頃だったのだが、HHKはキー配置があんなのに慣れたら普段どうするのだという要らぬ心配をしてしまうというよりも大きさの割りに高いので、Real Forceというやつを買ってみた。マウスは個人的には最重要な入力デバイスなので、高いやつしか買わない。最近はLogicoolを買っていたのでMicrosoftのを買ってみた。結論は、どちらもとても良い。モニタも一つでは不便なので、もう一つ買ってみた。正直、机が狭すぎて置く場所を作るのに大変苦労したが、置いてみるとすごく良い感じでなかなかの快適空間ができた。モニタを選ぶとき、まず悩むのはサイズなのだけど、今回は20インチワイドを選択した。別にワイドとかはどうでもいいのだけど、大きいやつはほとんどワイドなのと、19インチワイドと20インチワイドではたいてい20インチワイドのほうが解像度が高いのと、たいてい22インチワイドは20インチワイドと解像度が同じなのと、19インチワイドの解像度では今使ってる17インチのやつよりも縦方向の解像度が低いのと、22インチワイドはでかすぎて置く場所がないのとで、20インチワイドに決定した。20インチワイドの相場は安いメーカーのやつは2万円台後半から三万円前半ぐらいで、国内メーカのは4万中頃ぐらいからのようなのだが、特価品として国内メーカのが3万強で売られていたのでそれを買ってしまった。ふちが白いのしかないという条件付だったが、まあ、ふちぐらい白くても黒くてもどっちでもよかろう。とりあえず使ってみたところ、2年前に買った液晶に比べて、異様に明るい。そして、抜けるように白い。液晶って時間がたつと何でこんなに黄ばんでくるんだろう。

とまあ、そういうのはどうでも良いとして、そのマシンにUbuntuを入れようとしたら、なんとまあ入らない。私はLinuxはほとんんどVMWareにしか入れたことがなかったのだが、もしかして、Linuxとはインストールの難しいOSだったのだろうか。まず普通にDesktopCDを入れると、カーネルを読み込んでいます、の次にKernel Aliveとかでて、しばらくするとなぜかリブートがかかる。ほっとくとまたCDからブートして、同じところでリブートしてエンドレスに回り続ける。最初の起動オプションで、画面をVGAから変えてやるとなぜか起動したり起動しなかったりする。で、うまく起動したときにインストール完了してやって、それから改めてインストールされたUbuntuを起動しようとすると、しかしやっぱり同じところでリブートがかかる。しかも今度は起動オプションが選べない。何度かに一度ちゃんと起動して、そのときにいろいろやって、カーネルをアップデートして再起動すると、今度は完全に起動しなくなった。さっぱり理由が分からない。x64版でなく、386版でインストールしてみると、今度は何事もなくインストールできてしまった。64ビット版だけうまくないのかどうなのか、しかしメモリを8GB買ってきて32ビット版OSを入れたのでは何のためのマシンか分からない。DesktopCDからのインストールではHDDのソフトウェアRAIDが組めないのも参った。AlternateCDでテキストインストーラでインストールするとソフトウェアRAIDは組めた。マザーボードチップセットでもRAIDが組めるようなのだけど、これでRAID組んでも、Ubuntuのpartitionerが認識してくれない。それどころかいろいろとおかしなことになる。このあたりは何度もはまったが、結論としては、チップセットRAIDは使うなということだ。それで、何度インストールしても安定して起動するようにならないので、今度はKubuntuを入れてみた。当然ながら、何も変わらず。もうどうしても入らんので、気晴らしにWindowsVISTA64ビット版を突っ込んでみた。ああ、さすがはWindows、当然のごとく何ごともなくインストールされていってくれる。エクスペリエンスインデクスを見てみると、ドライバが入ってないビデオ機能以外オール5.9になっていた。この数値に満足しつつ、Windowsが入ったのだから、きっとやはりこれはUbuntuが悪いに違いないので、今度はFedoraを入れることにした。FedoraUbuntuとは違って、DVDを入れるとさっぱりとインストーラが立ち上がってくれた。やはりUbuntuが良くなかったか。しかし、調子よくインストーラの次へボタンを押しているところで、急に固まってしまった。仕方がないので、テキストモードでインストールすると、どうやらこれまでのインストールでHDDのRAIDがめちゃくちゃになってよく分からないことになっていて、そこで固まっていた模様。チップセットRAIDを解除したはずが解除しきれていなかったらしい。完全に解除してインストールしなおし。今度はスッキリと入ってくれた。リブートしてアップデートして、とりあえず今のところ何事もなく動いている。しかし、なんでUbuntuが入らないのだろう。いろいろ調べてみたものの、なにもそれらしき情報は見つからない。こんなメジャーなプラットフォームで入らなかったら話題になってもよさそうなものを。

まあなんにせよ、これで素晴らしく高性能なマシンが手に入ったので、いろいろ遊べるかなと目論んでおるところです。SSE4が使えるようなので、POPCOUNTでも数えてみるかしらん。